アボダート(アボルブ)の通販における参考価格は1箱30カプセル入りで6,480円(1カプセルあたり216円)です。7箱210錠(約7ヶ月分)までなら一度にまとめて注文できます。2箱以上のセット注文でアボダートの購入価格は割引きされ、1箱あたりの単価が5,377円(1カプセルあたり179円)まで安くなります。アボダートの効き目を実感するには、6ヶ月を目安に服用し続けることが推奨されています。
アボダート通販の参考価格
購入数 価格 1カプセルあたり 割引率 30錠 6,480円 216円 - 60錠 11,794円 196円 9% 90錠 16,991円 188円 12% 150錠 27,256円 181円 15% 210錠 37,644円 179円 17%
アボダートの効果・効能
アボダートはデュタステリド製剤の先発品であり、日本国内においてはアボルブという名称で流通しています。この薬は前立腺肥大症の治療薬です。肥大した前立腺を縮小させる働きを持っています。前立腺肥大症に伴う頻尿や残尿感、排尿困難などの症状を改善する薬です。
またジヒドロテストステロンの産出を抑制するという作用を持つことから、AGAの改善にも副効果をもたらすとされています。
アボダートの前立腺を縮小させる効果は、服用開始後およそ6ヶ月間ほど経過した頃にあらわれます。長期の服用によりジヒドロテストステロンを減少させると、肥大した前立腺が縮小して尿道への圧迫がなくなり、残尿感などの症状が改善するという形です。
AGAの治療にアボダートを使用する場合も、効果が出るまでの期間は6ヶ月が目安です。
アボダートの有効成分は臨床試験で効果が実証されている
前立腺肥大症の患者に対して行われたデュタステリドの臨床試験では、33.8%ほど前立腺の体積が減少したという結果が出ています。
デュタステリドはザガーロを始めとするAGA治療薬にも、用いられている有効成分です。20〜50歳のAGA患者を対象としたデュタステリドの臨床試験では、89.6本の毛髪量増加効果が認められました。有名なAGA治療成分であるフィナステリドは、同じ試験で56.5本という結果を出しています。
効果が得られず毛髪量が増えないという場合、短期間で使用を中止している、ということが考えられるでしょう。ジヒドロテストステロンの減少によるAGA改善効果が実感できるようになるまでには、ある程度長い期間が必要となります。期間を決めて再チャレンジし、継続していけば臨床試験で実証されたのと同等の成功率を発揮してくれるでしょう。
アボダートの作用機序
アボダートの有効成分であるデュタステリドは、経口摂取された後に血液とともに血管を通り、頭皮や前立腺へと届きます。そして頭皮の皮脂腺や毛乳頭細胞、前立腺に存在している1型および2型の5αリダクターゼと結合します。
5αリダクターゼは男性ホルモンであるテストステロンと結びつくことで、DHTを産出させる酵素です。DHTが産出されると、ヘアサイクルに乱れが生じて髪の毛の成長期が短縮されるためAGAの症状が進行します。
5αリダクターゼとデュタステリドが結合すれば、テストステロンは結びつけなくなります。その結果、薄毛を引き起こしているDHTを抑えられます。
アボダートの飲み方(服用方法)
アボダートの基本的な飲み方は1回あたり1カプセルを水、または、ぬるま湯とともに服用するというものです。1日の服用回数は1回のみであり、効果を最大限に発揮させるためには、なるべく毎日同じ時間帯に飲む必要があります。
この薬の成分は食事の影響を受けませんので、食前食後いずれのタイミングに服用しても問題ありません。必ず夕食後に服用するなど、自分でタイミングをきちんと決めた上で飲み始めると良いでしょう。?
アボダートの効果が実感できるようになるまでには、およそ6ヶ月間ほどかかるとされています。長期間忘れずに飲み続けることが大切です。服用を続けてジヒドロテストステロンを減少させ、ヘアサイクルを正常に戻していけば、AGAの進行を防ぐことができます。
服用を開始してすぐにヘアサイクルが整い、育毛効果が出るというタイプの薬ではありません。継続することで、毛髪が正常に成長できる環境を整えることができます。用法用量をきちんと守り、毎日1カプセルずつ決まったタイミングで服用を続けていけば、毛髪の正常な成長を促進できるでしょう。
アボダートの主な副作用・注意事項
アボダートの主な副作用は、性欲の減退、勃起不全、乳房障害、蕁麻疹、倦怠感、腹部不快感、射精障害、流動性めまいです。
乳房障害とは女性化乳房や乳房不快感、乳頭痛などをいいます。これらの副作用はホルモンと関連しており、いずれも危険なものではないとされています。
ごくまれに起こり得る重大な副作用として、肝機能障害が挙げられます。
茶褐色の尿が出る、皮膚や白目が黄色がかって見えるなど、肝機能障害の初期症状が現れた場合はすぐに使用を中止し、病院で診療を受けましょう。
アボダートの使用禁忌の条件は、有効成分や5α還元酵素阻害薬に過敏症がある人、女性、未成年者、重度の肝機能障害がある人です。
アボダートの使用注意の条件は、肝機能障害がある方です。アボダートの服用を開始する前に医師に相談する必要があります。
アボダートの併用禁忌薬はありません。しかし、CYP3A4阻害作用を有する薬剤は併用注意とされていますので、併用する場合は事前に医師に確認しましょう。